
よじほびのぶろぐをご覧のみなさん、こんにちわ!
よじーずほびーるーむのよじーです!
今回は、ちょっと気になっていたラインスクライバーを実際に購入してみたので、正直な感想をお届けしていきます。
この記事は、スジボリツール沼に片足を突っ込んでいる初心者〜中級モデラーさんに向けて書いています。
読み終える頃には、「Bucasso モデルスクライバー7本セット」が自分の工作スタイルに合うかどうか、そして買ってから失敗しないための使い方のコツまで、しっかりイメージできるようになっているはずです。
今回紹介するアイテム
まずは基本情報から整理していくわけですが、今回よじーが購入したのはこちらです。


- 商品名:Bucasso モデルスクライバー 7本セット
- 刃幅ラインナップ:0.075mm / 0.1mm / 0.125mm / 0.15mm / 0.2mm / 0.3mm / 0.5mm
- 刃の材質:タングステン鋼
- 対応キット:HG・RG・MG・PGなど、ガンダムモデル全般
- 想定用途:スジボリの新規彫り、モールドの彫り直し・拡張
今回購入したのは7段階の刃幅がひとまとめにセットになっているタイプで、刃は付け替え式のスクライバーですね。
刃はメーカーから2本セットから販売されているようです。
刃の持ち手側は5mm幅のようなので、他メーカーのスクライバーも同じ寸法のものだったらハンドルに付け替えできるかもしれません。
そもそも「モデルスクライバー」って何に使うの?

ここで初心者さんのために少し補足ですが、スクライバーというのは、キットに元からある凹モールド(スジボリ)をなぞって彫り足す・深くするための工具です。
一般的にはタガネなんて呼ばれてますね。
ヤスリ掛けの後にスジボリの一部が消えてしまった時のリタッチや、キットにない新しいパネルラインを追加する時なんかにも使われます。
そしてこの工程で追加されたパネルラインは、作品の完成度を大きく左右します。
そのため、できれば精度の高い筋彫りツールを使いたいところ。
さまざまなメーカーから販売されており、国内であればスジボリ堂のBMCタガネはモデラーであれば必ず知ってるであろう有名なタガネですね。
正直、BMCタガネを買い揃えたい気持ちもありますが、BMCタガネは職人が1本ずつ手作業で研磨している高精度なツールゆえ、刃先幅によっては入手困難なツールの一つになっています。

(引用元:スジボリ堂公式 BMCタガネ販売ページ)
少し前まではこういったツールの製造元もあまりなくて、けがき針などで工夫しながら作業されていたかと思いますが、今や様々なメーカーがラインスクライバーを販売しており、選択の幅も広がったのではないかなと思います。
そのうちの一つが今回ご紹介しているツールってわけです!
開封してみた率直な感想

正直に言うと、届いた瞬間の第一印象は「ずっしり!」でした。
ハンドル部分の重量バランスが独特で、いつも使っている他社製スジボリツールと持ち替えると、最初の数分は少し違和感がありました。

ただ、その重量のおかげもあってか、筋彫りを施す上で意識している、”ファーストタッチはツールの重さだけで線を引く”という動作がかなりスムーズに行えているように感じました。
ツールの重量感は好みが別れそうではあるものの、この重量感のおかげで余り力を込めずとも線を引けるので、脱線が減ったり、もしくは脱線してしまってもリカバリーが容易になるかもしれませんな!
切れ味もよく、すいすい調子に乗って掘っていると脱線して深い傷ができてしまうことがあるので、やはり慎重に線を引き必要がありそう・・・!
良かったところ

- 0.075mmという極細刃自体がなかなかレア
- タングステン鋼なので刃こぼれしにくく、切れ味の持続性がある
- 7本すべてが同じハンドル規格で統一されていて、スムーズな持ち替えが可能
- 木製の収納スタンドが付属しており、工具棚でも迷子にならない
- ずっしりとした鉄製のハンドルの重量で作業が安定する
- カバーがカラフルかつ刃先幅が印字されているのでごちゃっとしたデスクでも目立つ
- プロダクトデザインがおしゃれ
気になったところ(正直レビュー)

- 一番太い0.5mmは、初めて使う人だと力加減がつかみにくい
- 刃先の個体差が多少あり、届いたらまず全本チェックするのがおすすめ
- 全体が鉄製で、カバーの内側には刃を保護するための工夫がないため、使用時と収納時は神経を使う
- さっそくゴムが切れた
- カバーではなく持ち手側に刃先幅が印字されていた方がごちゃっとしたデスクでは片付けがしやすい
切れたゴムはメーカーへ相談すれば送ってもらえるなんて口コミもありますが、かなり取り付けには苦労したものの、Oリングという商品名でホームセンターで販売されていたので、それでも問題ありませんでした。

※実際に交換で使用したサイズは4.8mm x 1.9mm
よじー流・実践的な使い方ステップ

| ステップ | 内容 | 使用する刃幅の目安 |
|---|---|---|
| 1 | ガイドテープを貼って彫るラインを決める | ― |
| 2 | 極細の刃で「アタリ」を軽くなぞる | 0.075〜0.1mm |
| 3 | アタリに沿って少しずつ溝を深くする | 0.125〜0.15mm |
| 4 | 好みの太さまで段階的に彫り幅を広げる | 0.2〜0.3mm |
| 5 | パーツラインなど強調したい箇所のみ太い刃で仕上げ | 0.5mm |
強調しておきたいのは、**「一度に深く彫ろうとしない」**ということですね。
1回のストロークで彫れる深さは浅くていい。
さきにも言っているとおり、ハンドルの重さだけで軽く直線的な傷をつける程度。5回、10回と往復させながら、少しずつ理想の深さに近づけていく。
この「急がば回れ」の精神が、結果的に一番きれいな仕上がりに繋がるわけです。
こんな人におすすめ

- コスパのいいラインスクライバーを探している
- ガンダムアーティファクトのような小さなスケールへのスジボリもしたい
- どこのラインスクライバーを買えばいいかわからない/どのくらいの刃先幅がいいかわからない
まずはスジボリを初めてやってみたいという初心者の方に関しては、「どこのタガネがいいんだろう?」「どのくらいの刃先幅を買えばいいんだろう?」と悩むかと思います。
結論、ガンプラのHGシリーズなら0.125mm、MGなら0.15mmがあれば余裕ですが、アクセントをつけたりなどで刃先幅は0.5mmまであればかなり使えるので、セットで購入すればかなりカバーできてパネルラインデザインの幅も広がるかと思います。
しかも一番細くて刃先幅0.075であれば、ガンダムアーティファクトProのような小さなスケールにも使えるはずです。
そして、セットでなくとも単品販売もあり、1本あたりでみてもかなりコスパの良いツールであることは間違いなさそうです!

1.0mm幅がないのは少し残念ですが、PGクラスのビッグスケールや、MGでのワンポイントで使用する程度で、あまり使用頻度も多いとはいえない刃先幅なので、前々から使っているBorder製のスクライバーで使用していく予定です。
まとめ
今回は「Bucasso モデルスクライバー7本セット」を実際に使ってレビューしてみたわけですが、要点をまとめるとこんな感じです。
- 0.075mmという極細刃を含む7段階構成が魅力
- タングステン鋼で切れ味が長持ちする
- 太い刃は最初こそ力加減が難しいが、慣れれば強力な武器になる
実際の彫り具合や、ビフォーアフターの質感は、やっぱり動画で見ていただくのが一番わかりやすいと思います。
今後は動画での露出も増えていくツールかと思いますので、実際の動きを見たい方は今後の動画のアップロードもお楽しみにお待ちくださいませ!
よじほびでは、こういう地味だけど大事な工作のこだわりを、これからも淡々と発信していく予定です。
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See Yahhh!

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